建設現場の生産性を2025年までに2割向上へ!
カテゴリー:建設業お役立ち情報(ブログ)
未来投資会議にて建設現場の生産性を2025年までに2割向上へ
12日に開いた未来投資会議で、
安倍首相は建設現場の生産性向上を進めるよう求め、
石井国土交通相が建設現場の生産性向上策「i-Construction」を推進し、
現場の生産性を2025年度までに2割向上を目指すと表明しました。
また、3年以内にICT(情報通信技術)を活用する工種・工程の拡大や、
省力・省人化などを加速させることで、生産性の向上を目指します!
現在のICT・3次元データの活用状況
国交省は本年度から直轄の大規模工事でICT土工を原則化したのに続き、
3年以内に橋梁・トンネル・ダムなどの工種に加え、
維持管理を含むすべてのプロセスにICT活用を拡大します。
また、調査・設計段階から施工、維持管理の各プロセスで
3次元データのオープン化なども打ち出しています。
来夏までに公共工事で得られた3次元データの利活用方針を策定し、
収集したデータを広く官民で活用するため、
3年以内のオープンデータ化に向け、利活用ルールを整備するようです。
今後のICT・3次元データ活用はどうなる?
ICTや3次元データの利活用推進に当たっては、
国交省が16年度内に設置を予定している
i-Construction推進コンソーシアムで検討を進めるようです。
国交省は中小建設業者や地方自治体へのICT導入を支援するため、
本年度に全国200カ所以上で講習・研修を行う予定で、
ICT建機などの投資にかかる固定資産税の軽減や金融支援などをも実施されるようです!
また、産学官の連携により人工知能やロボット技術への活用も検討されています。
建設現場では3次元(3D)測量用のドローンやICT建設機械などが稼働し、
今後は建設現場が進化し、変わっていくと思います!
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